よしなに。

なにかを書かないとやっていけない。

人にやさしい書類づくり

人がつくったエクセルのファイルにイラっとすることがあります。

職業柄…というより、仕事の役職柄、人がつくったエクセルファイルが送られてくるときが多々あります。

たいていが、一発で印刷できるように書類を作っていません。

 

私も若い時に上司から叱られて学んだので、私も教えるようにしています。

基本的に、つくったファイルは、「印刷」をクリックして印刷し、一番ベストな状態で出力できて初めて成立します。

書類づくりは、印刷までの作業工程を想定してつくられて初めて完成します。

それがわかっていない人が多すぎます。

 

今日、所属している劇団の各部署がつくったファイルを出力した際に同じことを思いました。

趣味でやっている劇団ですので、仕事みたいなことはできれば言いたくありません。

が、逆を言えば、いい社会人なので、それくらいのことはやりましょう。

明らかに横長の書類なのに、縦の用紙でつくるってのは最低限のこともできていないと感じてしまいます。

これを会社の人にやられたら、私は「出し直し」と書類を跳ね返すでしょう。

社内で私は大変厳しい上司とみなされているでしょうが、最低限のこともできない人に「厳しい」とか「最悪」とかは言われたくないです。

言われたくないというか、たぶん気にしないです。

 

エクセルで次に多いのは、すべての情報を一ページに収めようとして、とんでもなく縮小している人です。

あれも、意外と気づきません。

デジタル化は結構ですが、エクセルやワードは出力するために作成されていると考えてください。

紙媒体に最終的にはなります。

それならば作り終えたら出力して確認してください。

「校正をしろ」まで厳しいことは言いませんが、まともな日本語をつかって、まともに印刷できるようには書類を作ってほしいです。

 

ちなみに、これは私だけでしょうが、英語を使う人も好きではありません。

「合計」とか「平均」でいいじゃないですか。

なんで英語使うのかわかりません。

デキる人アピールか、自分の英語の勉強のためか知りませんが、私は英語が読めないので、そこに書かれている数字が何かを瞬時にはわかりません。

「楽しく」やれるかどうか

先日、「新企画のためにライターを探している」という方に会ってきました。

お互い名前くらいは知っていましたが、完全に「はじめまして」からのスタートです。

待ち合わせて、まずは名刺交換し、着席。

ここまでは普通の流れでした。

 

ただ、この方、なかなかのシャイボーイでして、なんだか相手から積極的に話してくれる雰囲気ではなさげ…

結局、沈黙が苦手な私がアレコレ話すことになりました。

まぁ、私の人となりがわかっていただけたと思うので、それはそれで良いです。

が、相手はそれでよかったのかしら。

 

が、話を進めていくうちに浮き彫りになったのは、この相手の方「何がしたいのか固まっていない」状態でライターを募集かけていたのです。

捕まったのが私みたいなへっぽこで本当に良かったと勝手ながら思いました。

まぁ、私だって原稿料欲しいし、一応プロだと思っていますが、いやぁ、本当、ビジョンがあやふやすぎて、逆に心配になりました。

ここで会ったのが何かの縁です。

それから何度かメールでやり取りをさせていただきました。

私が当初受ける予定だったライターの話はそっちのけで、この新企画をどうするかというやり取りを何度かしました。

そのうちに、やっぱり浮き彫りになるのが「彼のやりたいビジョンが見えない」ということです。

 

最初はレスポンスが遅いなぁくらいでした。

そりゃ、回答が遅い人だっていますが、気持ちが盛り上がって「やりたい！」ってテンションだったらもうちょっと早く返信が来てもいいものなのにと、勝手ながら思っていました。

 

そして、ある日、決定打を。

迷ったのですが、彼の人生を考えるとここで一言くぎを刺した方がいいと判断して連絡しました。

 

今、あなたが立ち上げようとしてる新企画と、あなたの本当にやりたいことは合致していますか？

 

という問いかけです。

そして、それが合致しているのであれば、声を大にして友人や家族に話してみてほしいと提案しました。

「仕方なく」とか「儲けたい」とかではまかり通らないことがあります。

彼にもそれに気が付いてほしかった。

 

その次の日。

本当に次の日。

彼から連絡があり、計画のすべてを断念するとの宣言をもらいました。

全部やめなくても！とは思うところですが、でも、やっぱり気持ちを切り替えるには、それが大切です。

むしろ、よく決意したと心底思います。

彼を尊敬します。

 

そして、私に連絡をくれたことをうれしく思います。

たとえどうであろうと、私は彼を応援します。

 

いつか、様々なものをそぎ落として、自分の本当にやりたいことが見定まったら、話してくださいとお願いします。

そのエネルギーを私にください。

もちろん、それが仕事に発展しなくて良いです。

彼の「想い」が聞ければそれでよいのです。

ネスレのキャンペーン

8月くらいから、フリーダイヤルの着信が何度か入っていました。

私の携帯は留守電機能がないため、用事は不明です。

一度折り返しの電話をしたので何の番号かはわかっています。

ネスレからの電話。

 

実は、我が家はアンバサダーを使っています。

と、いうと、「優雅だね」と言われますが、そうではありません。

友人が来たり、打ち合わせをするときに、「ちょっと飲みたい」と思っても出せるものがないためアンバサダーに契約したというわけです。

 

何かあったのかと、フリーダイヤルへ折り返すと、音声ガイダンスで、「現在つかっているネスレの機械を選べ」とのアナウンスが流れました。

なるほど…

 

とにかく機械を指示しろ、話はそれからだ。

 

というわけですな。

いやいや、それよりも、何の電話かこっちはわからないのだよ。

仕方ないので、現在つかっている機械を選択すると、今度はそれに対して何の用だと聞かれました。

何の用って…知りませんよ。

そもそもが、この機械に関することかも私は知りませんし。

ところが、この選択肢にはなんと念願の「その他」があったのです。

やったー！

そうです。

私が求めていたのは「その他」なのですよ。

迷いなく、その他を選択。

 

現在、電話が大変込み合ってます…、お待ちいただくか、時間をおいて再度お電話を…

あぁっ！

あぁっ！音声ガイダンス。

 

なぜ？

なぜ私が折り返すのですか？

 

あきらめて切った数日後、またネスレから着信がありました。

8月末から9月頭までこんな感じでした。

あーあ。

 

で、今日！

ついに尻尾をつかみました。

私が出られるタイミングでかかってきたのです。

とはいえ仕事中だったので、とにかく何用事でしつこく電話をかけてきたのかだけはしりたい！

気合を入れて電話に出ました。

 

「あ、〇〇さんですか？」

 

オペレータのお姉さまの元気な声が響きます。

少々声が高いのが気にはなりますが、ザ・オペレーターって感じの方です。

 

「今、お時間よろしいですか？」

「仕事中ですので手短にお願いします」

「あ、でしたらまた後程折り返し…」

 

折り返しはしないで！させないで！

言わせませんよ。

聞かせてください貴女の用事を。

 

「実はお得なキャンペーンがありまして」

 

即！解決！

やっぱりかぁ。

どうせ、もうイッコ違う機械を契約しますと…みたいなキャンペーンでしょ？

 

瞬時に悟って、「あ、結構です」くらいのテンションで電話を切ることにしました。

 

「こちら、10月から始まる6,000円分無料で商品をお届けするキャンペーンでして…」

 

なぬ！

そんなお得キャンペーン？？？

 

実は8月もやっていたのですが、またやるの？

この8月のキャンペーンは、最初5,000円分無料だったのに、その後しばらくして、5,000円まだ頼んでいない方は、6,000円分無料になりますってキャンペーンが始まりました。

ダレトク？

と思いましたが、たぶん在庫が余っているのでしょう。

 

「それ、8月と何が違うんですか？」

 

どうせ、8月に頼んだ人は10月には注文できないって流れでしょ？

はいはい、察しのいい私はわかりますよ。

しかし、オペレーターのお姉さまはひるみません。

 

「今回は、キットカットも選べます」

 

キットカット…在庫たくさんあまってるのかな？

なんて考えちゃいます。

 

キャンペーンに応募するには、クーポンコードを注文時に入力する必要があります。

今回はオペレーターにお姉さんからの電話ですが、クーポンコードはどうなるのかしら？？？

 

「クーポンコードはどうなるんですか？」

「9月末くらいからのダイレクトメールに書かれています」

 

ん？

え？

９月末にダイレクトメールするの？

聞くと、そのキャンペーンにお願いできるのは10月になってからだそうです。

 

あの…

あの…

すっごく言いずらいのですが、

 

それってわざわざ私に電話してくる必要ってあった？？？

 

ホント、皆様お仕事お疲れさまでした。